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再生ワークロール

コストパフォーマンスに優れた
クラッドで新品同様のワークロールへ

フジコーが有するCPCプロセスと溶接技術を組み合わせて、使用済ロールの再生を実現しました。 この結果、適正な価格で高性能なロールの提供が可能に。 さらに、社会的要求である省資源およびカーボンニュートラルにも大きく貢献しています。

再生ワークロールとは

従来の熱延ワークロールは、新製径から廃却径まで使用されたのち、廃棄処理されるのが普通でした。再生ロールとは、この使用済ロールをお客様から引取り再度、ワークロールとして生まれ変わらせる画期的な方法です。
その手法は、圧延製品と接触する部位にCPC法を用い、ハイス層を再成形します。さらに軸部の形状復元に溶接法を駆使することで使用済ロールを新たなロールとして再生し、圧延ロールとして提供いたします。この再生技術は、フジコーが得意とするハードフェーシング技術を融合させて生まれた独自のワークロールの再生技術です。
この再生熱延ワークロールの製品イメージを示します。この技術で製造されたロールは、耐摩耗性、耐肌荒れ性、強靱性およびロール形状のすべてにおいて新製品と同様の性能を有しております。

製品イメージ

再生ワークロールとは

再生ワークロールの特徴

世界最高レベルの高性能ワークロールを安価に供給
CPC法はハイスロールの製造に最も適した製造法であり、極めて高い品質と性能を有しています。さらに、肉盛技術との組み合わせによる再生で高性能ロールに甦らせることが可能となりました。 世界最高レベルの高性能ワークロールを安価に供給
ワークロールの完全リサイクルの達成
使用済ロールを芯材として再利用することにより、ロールのリサイクルを達成しました。
環境に優しいエコ・ロールの誕生
再生ワークロールは従来のCPCロール製造におけるCO2排出量の約55%を削減しました。エコ・ロールとして北九州市から2009年度のエコプレミアム商品の認定を受けております。 環境に優しいエコ・ロールの誕生