![II-01:マウス飼育ケージの空気を、きれいに 宇宙での動物飼育環境に、光触媒を](img/jaxa02_01_cut_00.png)
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宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機のH-IIBロケットによる打ち上げ日時、2015年8月16日22時01分頃(日本時間)が迫ってきました。今回「こうのとり」には、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟で行うマウス飼育用の“ケージ”が積み込まれます。マウスに先立って宇宙に旅立つこの飼育ケージには、じつはフジコーの光触媒技術が使われています。
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「きぼう」での生物を対象とした研究は、微生物、植物、メダカと進んで、いよいよ哺乳類・マウスを対象に。マウスを飼う“軌道上飼育ケージ”の開発で問題のひとつとされたのが、排せつ物等による「においや菌」を、いかに抑えるかでした。この消臭・殺菌のために使用されることになったのが、光触媒技術なのです。
![マウス飼育ケージのイメージ図:ケージ内の吸水シート(5面)にフジコーの光触媒をコーティング](img/jaxa02_01_cut_03.png)